ファイルが壊れる瞬間は、たいてい保存している最中です。そして現場の電源は、人が選んだ瞬間に切れてはくれません。
保存中に切れると、中途半端なファイルが残ります
ファイルを上書きしている最中に電源が落ちたり、プログラムが強制終了されたりすると、古い内容でも新しい内容でもないファイルが残ります。そのファイルは開けないか、さらに悪いことに、誤った値で開きます。
それがレシピファイルなら、その日の生産が止まります。設定ファイルなら、原因を探すのに 1 日かかります。バックアップを取っていたとしても、どの時点のものが無事なのかを確認するところから始めなければなりません。
保存は、完了しているか、始まっていないか
AimFactoryCore は、レシピと設定ファイル全体を アトミック保存 で処理します。保存中に強制終了や停電が起きても、ファイルは常に完全な状態で残ります。半分だけ書かれた状態は、そもそも作られません。
直前の正常版を隣に置き、破損すれば戻します
保存のたびに、直前の正常版を隣に残します。そして破損が確認されれば、破損版を隔離した上で 直前の正常版に自動復旧 します。
作業者が異常に気づいて対処するという順序ではありません。ソフトウェアが先に確認し、元に戻します。
1 日 1 回、直近 30 個
アプリを起動するとき、1 日 1 回レシピ全体を圧縮保管します。直近 30 個を維持するので、ひと月前の状態に戻ることができます。
「昨日までは問題なかったのに」を確認できる資料が残っている、ということです。復元手順は、ヘルプのデータバックアップ・復旧マニュアルにあります。
どのような現場に必要か
- 瞬間的な電圧低下や停電が珍しくない工場
- レシピが数十個に積み重なった多品種ライン
- 設備を納入した後、担当者が常駐しない現場
